自然と共に生きるということ
今日はMTBの話ではありませんが…最近どっぷりと浸かっているテレビ番組があります。
デジタル放送のBSフジで毎週月曜日の夜10時から放送されている再放送ドラマです。
タイトルはあえて挙げなくても有名すぎるドラマ、「北の国から」。
リアルタイム当時は、おぼろげに見ていた記憶があります。その頃と今では、大分番組のとらえ方も変わってきました。
ドラマ自体は24話で終了しますが、その後のスペシャル版が立て続けにヒットした伝説の作品です。
自分は、大方ドラマを見続けてきましたが、ドロドロとした人間模様が描写されたスペシャル版よりも、TV版がとにかく好きでした。
東京という大都会を捨て、電気も水道もない北海道の未開の地で、親子3人が力強く生きていく姿を描き続けています。
東京出身の子供達(特に純)は、当初、原始的生活を送ろうとする父親に戸惑いながらも、大自然の中で生きていく意味、そしてその術を習得していくわけですが、何故、今になってこの作品が放送されるのでしょうか?
「北の国から」は、今年放映30周年を迎えるそうだが、それだけではなさそう。脚本家「倉本氏」の胸に秘めたる思いがあるように感じます。
今年、大震災で起きた未曾有の被害、特に原子力事故を体験した我々に、この作品は、「人間らしさ」という哲学的なテーマを突き付けていると感じます。
一つ目は、人間は決して自然に打ち勝つことはできず、また、自然と共生している生き物でもない。あくまで、自然に生かされているに過ぎない哺乳類の生き物の一種にしか過ぎないこと。
二つ目は、電気は生活に決して必要なものではなく、あくまで便利さを追求した果てにある科学的な産物であり、すべての自然を汚染・破壊してまで得るものとは到底考えられないこと。
・・・・こういった記事を載せると、一部の若い人たちは、「そんなのおしつけがましい!」とか「うざったい」と考えるかもしれない。それも無理はないと感じます。
実際自分もそうなのですが、現実の世界では、電気を利用し、科学に支配された生活を送っています。黒板一家が送っている生活とはかなり乖離していながらも、その生活を賛美する・・・・こんな欺瞞は許せないというのが若者の率直な意見のはず。
それならば、なぜこの作品がこんなにも多くの支持をうけるのだろうかと考えてみました。
現代の「科学万能主義」の世の中は、人間と人間を競争の中に巻き込み、その結果として、多くの産物を生み出しました。それは、「生活の利便性」であろうと思います。しかし、これと引き換えに失ってしまったものは多くあるわけで、それが、「人間らしさ」ではないかと考えられます。
この作品中、黒板五郎は人間らしさにこだわっています。
人間は知能が発達した脳を持って生きていますが、この知能は様々なモノを生み出します。これまでの人間的知能は、大自然に打ち勝つ又は共生するためにあらゆるモノを生み出してきましたが、五郎はその知恵の使い方は間違っていると訴えているようです。
人間のような優秀な脳を持っているならば、大自然と人間の関係はよく理解できるはず。であれば、生み出すものは、自然の流れの中に自分たちの生活を組み入れるためのモノで、決して自然に逆らうモノは生み出してはいけないと。
また、なぜ、共生が違うかといえば、今回の震災でも明らかになりましたが、どんなに人間が共生を求めても、自然が猛威をふるえば、あっけなく死んでしまう、か弱い生き物であり、自然は半永久的に生き続けるのに対し、人間はあっけなく死んでしまう履かない寿命しか持っていないからでしょう。
この作品を賛美する、或いは評価する自分たちは、自らの「人間らしさ」を再確認するために、いわばアリバイ的に受け入れているのかもしれません。
この作品は、自分たちが得ることのできないファンタジー的な世界をもっており、まさに現代人にとっての夢の世界のようなのです。
現在第10話まで放送されていますが、毎回黒板一家の生活を見ていると、震災直後の自分たちの生活がフラッシュバックします。
水も出ない、電気もつかない、食べ物もガソリンもない・・・・。あの頃は、毎日どうやって生活していけるのかと必死に知恵を絞ったもんです。
でも、こうやって作品を見ると、単に昔の生活状態に戻っただけで、人間が生きていくのには、さしあたり影響なかったものだと改めて感じました。
アウトドア的なライフスタイルは、一部のマニアが趣味的におくっているだけですが、そこにある潜在的欲求としては、本来の人間的生活を求めているのかもしれません。
自分もアウトドアが好きで、雑誌もビーパルを読んだり、車はパジェロジープ、自転車はMTBと一定の枠にこだわっているところがありますが、どこかに科学万能の生活に嫌気がさし、逃げ場を求めているのかもしれませんね。
この作品の評価は、人によっていろいろでしょうが、現代のライフスタイルに疲れてしまったら、是非観賞を勧めたいと思います。
黒板一家のような生活をおくるのは、もはや不可能と自分でも分かっています。
今更、お金をおろすのに銀行に並びたくはないし、役所の情報をとるのにいちいち役所の窓口まで足を運びたくはない。
買い物だって、オンラインの恩恵があるからこそ、安い物を自宅まで搬送してくれるシステムがあるのです。
これらの科学的恩恵を受けながらも、ときに感じる一抹の寂しさが、この作品を見ることによって消化されるので、そういった意味では、正にタイムリーなタイミングで放送されているなと感じます。
原発推進の方・・・・ちょっとこの作品を見て考えてくれませんかね。
人間にとって、本当に必要なモノ・大切なモノとは一体何かと。
今こそ、原点回帰するときではないかと感じるのです。
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デジタル放送のBSフジで毎週月曜日の夜10時から放送されている再放送ドラマです。

タイトルはあえて挙げなくても有名すぎるドラマ、「北の国から」。
リアルタイム当時は、おぼろげに見ていた記憶があります。その頃と今では、大分番組のとらえ方も変わってきました。
ドラマ自体は24話で終了しますが、その後のスペシャル版が立て続けにヒットした伝説の作品です。
自分は、大方ドラマを見続けてきましたが、ドロドロとした人間模様が描写されたスペシャル版よりも、TV版がとにかく好きでした。
東京という大都会を捨て、電気も水道もない北海道の未開の地で、親子3人が力強く生きていく姿を描き続けています。
東京出身の子供達(特に純)は、当初、原始的生活を送ろうとする父親に戸惑いながらも、大自然の中で生きていく意味、そしてその術を習得していくわけですが、何故、今になってこの作品が放送されるのでしょうか?
「北の国から」は、今年放映30周年を迎えるそうだが、それだけではなさそう。脚本家「倉本氏」の胸に秘めたる思いがあるように感じます。

今年、大震災で起きた未曾有の被害、特に原子力事故を体験した我々に、この作品は、「人間らしさ」という哲学的なテーマを突き付けていると感じます。

一つ目は、人間は決して自然に打ち勝つことはできず、また、自然と共生している生き物でもない。あくまで、自然に生かされているに過ぎない哺乳類の生き物の一種にしか過ぎないこと。
二つ目は、電気は生活に決して必要なものではなく、あくまで便利さを追求した果てにある科学的な産物であり、すべての自然を汚染・破壊してまで得るものとは到底考えられないこと。
・・・・こういった記事を載せると、一部の若い人たちは、「そんなのおしつけがましい!」とか「うざったい」と考えるかもしれない。それも無理はないと感じます。
実際自分もそうなのですが、現実の世界では、電気を利用し、科学に支配された生活を送っています。黒板一家が送っている生活とはかなり乖離していながらも、その生活を賛美する・・・・こんな欺瞞は許せないというのが若者の率直な意見のはず。
それならば、なぜこの作品がこんなにも多くの支持をうけるのだろうかと考えてみました。

現代の「科学万能主義」の世の中は、人間と人間を競争の中に巻き込み、その結果として、多くの産物を生み出しました。それは、「生活の利便性」であろうと思います。しかし、これと引き換えに失ってしまったものは多くあるわけで、それが、「人間らしさ」ではないかと考えられます。
この作品中、黒板五郎は人間らしさにこだわっています。
人間は知能が発達した脳を持って生きていますが、この知能は様々なモノを生み出します。これまでの人間的知能は、大自然に打ち勝つ又は共生するためにあらゆるモノを生み出してきましたが、五郎はその知恵の使い方は間違っていると訴えているようです。
人間のような優秀な脳を持っているならば、大自然と人間の関係はよく理解できるはず。であれば、生み出すものは、自然の流れの中に自分たちの生活を組み入れるためのモノで、決して自然に逆らうモノは生み出してはいけないと。
また、なぜ、共生が違うかといえば、今回の震災でも明らかになりましたが、どんなに人間が共生を求めても、自然が猛威をふるえば、あっけなく死んでしまう、か弱い生き物であり、自然は半永久的に生き続けるのに対し、人間はあっけなく死んでしまう履かない寿命しか持っていないからでしょう。

この作品を賛美する、或いは評価する自分たちは、自らの「人間らしさ」を再確認するために、いわばアリバイ的に受け入れているのかもしれません。
この作品は、自分たちが得ることのできないファンタジー的な世界をもっており、まさに現代人にとっての夢の世界のようなのです。

現在第10話まで放送されていますが、毎回黒板一家の生活を見ていると、震災直後の自分たちの生活がフラッシュバックします。
水も出ない、電気もつかない、食べ物もガソリンもない・・・・。あの頃は、毎日どうやって生活していけるのかと必死に知恵を絞ったもんです。
でも、こうやって作品を見ると、単に昔の生活状態に戻っただけで、人間が生きていくのには、さしあたり影響なかったものだと改めて感じました。

アウトドア的なライフスタイルは、一部のマニアが趣味的におくっているだけですが、そこにある潜在的欲求としては、本来の人間的生活を求めているのかもしれません。
自分もアウトドアが好きで、雑誌もビーパルを読んだり、車はパジェロジープ、自転車はMTBと一定の枠にこだわっているところがありますが、どこかに科学万能の生活に嫌気がさし、逃げ場を求めているのかもしれませんね。

この作品の評価は、人によっていろいろでしょうが、現代のライフスタイルに疲れてしまったら、是非観賞を勧めたいと思います。
黒板一家のような生活をおくるのは、もはや不可能と自分でも分かっています。
今更、お金をおろすのに銀行に並びたくはないし、役所の情報をとるのにいちいち役所の窓口まで足を運びたくはない。
買い物だって、オンラインの恩恵があるからこそ、安い物を自宅まで搬送してくれるシステムがあるのです。
これらの科学的恩恵を受けながらも、ときに感じる一抹の寂しさが、この作品を見ることによって消化されるので、そういった意味では、正にタイムリーなタイミングで放送されているなと感じます。

原発推進の方・・・・ちょっとこの作品を見て考えてくれませんかね。
人間にとって、本当に必要なモノ・大切なモノとは一体何かと。
今こそ、原点回帰するときではないかと感じるのです。

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今度もMAXXISにします…。
いろいろと迷って考えていますが、やっぱしMAXXISにすることにしました。
あれ以降、様々なメーカーや、その特徴を調べたりしましたが、一長一短どのメーカーもあるようで、結論からすれば、ジャンルを間違えなければ、何を選んでも好みの問題のようです。
・・・というわけで、
・・・・・・・・takaさんが第一にお勧めする、こいつにしてみようと思います。
転がりはかなり軽いジャンルに入るようで、どちらかといえば、フラットダート向きのようなブロックノブパターン。
最初はASPENも候補に挙げていましたが、これはいろいろなインプレッションを見ていると、普段乗りというよりは、より決戦用に近い感じのようです。
まぁ、1本持っていてもいいかもしれませんが、今回はこいつに照準を定めてみようと思います。
あとは、発注予算を計上するだけですが?
今月末以降か?
楽しみですねぇ。「MAXXIS CROSSMARK」
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あれ以降、様々なメーカーや、その特徴を調べたりしましたが、一長一短どのメーカーもあるようで、結論からすれば、ジャンルを間違えなければ、何を選んでも好みの問題のようです。
・・・というわけで、

・・・・・・・・takaさんが第一にお勧めする、こいつにしてみようと思います。
転がりはかなり軽いジャンルに入るようで、どちらかといえば、フラットダート向きのようなブロックノブパターン。
最初はASPENも候補に挙げていましたが、これはいろいろなインプレッションを見ていると、普段乗りというよりは、より決戦用に近い感じのようです。
まぁ、1本持っていてもいいかもしれませんが、今回はこいつに照準を定めてみようと思います。
あとは、発注予算を計上するだけですが?

今月末以降か?
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ニュータイヤの検討へ

前回、見事に大破裂したタイヤですが、補修可能かどうかやるだけやってみることにしました。
できれば、今この時期に金をかけたくないので、パッチ補修で済めば幸い・・・・・。

久しぶりのタイヤ作業。
思えば、今履いているRENDEZを購入した時以来。
サクサクッと外し作業を・・・・・。

チューブをズルズルっと。

あいやー。これはスネークバイトなんていうもんじゃありません。
もともと超薄の軽量チューブ。 ざっくりといっていました・・・・。

一応、やるだけやってみましょう!というわけで、紙やすりでシャリシャリと。

パッチを当てて、ギュッっと密着。
さぁ、どうだ?

チューブの方は、何とか使えそうな感じ。
でも、傷の大きさがでかいので、常時履くことは危険な感じでした。
とりあえず、タイヤを組んでみようとチャレンジしましたが・・・・・。


ありゃりゃ!
やっぱし、ダメでした。
タイヤ本体の亀裂が大きすぎて、傷穴からチューブが餅のように「プゥーー」と顔をのぞかせます。

これは、もう使い物にならんと判断です(残念無念!)
ほとんどブロックも残っているのにもったいなさ満点ですが、RENDEZタイヤは1本墓場行きとなりました。
となると、ニュータイヤを買う羽目になるわけで、併せてチューブも複数買っておいた方がベストかもしれません。
実際に何のタイヤを購入するかはまだ検討中ですが、それまで、マシンがバラバラなのがしゃくにさわりますねー。
昔のスモールブロックエイトでも片側履かせておこうかなんて考えています。

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MAXXIS RENDEZのバースト
ついていない日というのは、何をやってもプラスに作用しないもの。
今日はそんな典型的な日。
日付が今日に変わってから、ほとんど不眠で仕事が続き、今日の朝で夜勤明け。
どうにも睡魔が激しく襲ってくる。
体調もいまいち良くない・・・・・・。
本来なら、非番でGO!・・・とどっかへ繰り出すべくのはずが、今日は完全にメルトダウン。
まっすぐ帰宅路につくはずでした・・・・。
ところが、走行中だというのに、睡魔が・・・・・・。
「これは、アカン・・・。」
途中、夏井川の河川敷にかかった際に、小休止していこうとマシンを止め。
10分位休んでいこか・・・・これが失敗の元だった。
この河川敷は、平日ということもあり、人っ子一人おらず、静寂が支配していました。
スルスル・・・っと河原へ下りて行ったとき、
「バーーーーン!」
ものすごい音とともに、マシンがシュルシュルシュル。
最初は何が起きたのか理解できませんでしたが、すぐにそれはパンク音とわかりました。
フロントタイヤが大破しています。
写真のとおり、ここはコンクリートブロックが敷き詰められていて、MTBのタイヤをパンクさせるようなものは何も・・・・と思ったら、
↑ こいつが犯人。
ものすごく鋭利なガラスの破片が散乱していました。
ジュースの瓶のようなものを意図的に破壊して、まき散らした様子があります。
カミソリのような突起物に、まともに乗っかってしまったようです。
タイヤもざっくりと切られていました。
太い包丁で切り裂いたような跡があります。
「これじゃ、チューブもざっくりかな・・・・・・。」
と最初の落胆。
↑ ご覧のとおり、このままでは自走不可状態に。
内部のチューブの様子がどんな状態か不明でしたが、とりあえずパンク修理セットはサドルバックの中に。
帰れるくらいまで修理できればいいやと思っていたとき、
「ない!ない!よりによって、携帯ポンプを忘れてきた!」
はい、これで現場修理が不可能となりました。これで2回目の落胆。
さぁどうしようか、ここはショップにも自宅にもちょうど中間的な位置。
どちらにしても、数キロメートル以上ある。
・・・・・・・・・・・しばし考える・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・川はきれいだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・押して歩くか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・熱中症で死ぬかも・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・川はきれいだなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
などとぼーっとすること10分間。
仕方なしなしに、自宅の奥様へHELPコール。
結局は車で搬送する羽目に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
みると、あちこちに花火の燃えカスや、食べ物のごみがまき散らかしてあります。
こういったバカタレはどこの地域にもいるわけで、まんまとこいつらのトラップに引っかかってしまった感じ。
・・・・・・しかし、これまでパンク経験は2回ありますが、すべて舗装路でのパンク。
悪路には強いブロックタイヤも、舗装路のごみには歯が立たないのか?
未舗装路で結構なガレ場を何回か走ってきましたが、全くびくともしなかったのに。
・・・そうのこうの考えているうちに、マイワイフが呆れ顔で見参。
バラバラになったマシンは、自宅へと搬送されました。
さぁ、タイヤをばらしてみようか・・・・・・。
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今日はそんな典型的な日。
日付が今日に変わってから、ほとんど不眠で仕事が続き、今日の朝で夜勤明け。
どうにも睡魔が激しく襲ってくる。
体調もいまいち良くない・・・・・・。
本来なら、非番でGO!・・・とどっかへ繰り出すべくのはずが、今日は完全に
まっすぐ帰宅路につくはずでした・・・・。

ところが、走行中だというのに、睡魔が・・・・・・。
「これは、アカン・・・。」
途中、夏井川の河川敷にかかった際に、小休止していこうとマシンを止め。
10分位休んでいこか・・・・これが失敗の元だった。

この河川敷は、平日ということもあり、人っ子一人おらず、静寂が支配していました。
スルスル・・・っと河原へ下りて行ったとき、
「バーーーーン!」
ものすごい音とともに、マシンがシュルシュルシュル。

最初は何が起きたのか理解できませんでしたが、すぐにそれはパンク音とわかりました。
フロントタイヤが大破しています。
写真のとおり、ここはコンクリートブロックが敷き詰められていて、MTBのタイヤをパンクさせるようなものは何も・・・・と思ったら、

↑ こいつが犯人。
ものすごく鋭利なガラスの破片が散乱していました。
ジュースの瓶のようなものを意図的に破壊して、まき散らした様子があります。
カミソリのような突起物に、まともに乗っかってしまったようです。

タイヤもざっくりと切られていました。
太い包丁で切り裂いたような跡があります。
「これじゃ、チューブもざっくりかな・・・・・・。」

と最初の落胆。

↑ ご覧のとおり、このままでは自走不可状態に。
内部のチューブの様子がどんな状態か不明でしたが、とりあえずパンク修理セットはサドルバックの中に。
帰れるくらいまで修理できればいいやと思っていたとき、
「ない!ない!よりによって、携帯ポンプを忘れてきた!」

はい、これで現場修理が不可能となりました。これで2回目の落胆。
さぁどうしようか、ここはショップにも自宅にもちょうど中間的な位置。
どちらにしても、数キロメートル以上ある。
・・・・・・・・・・・しばし考える・・・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・川はきれいだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・押して歩くか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・熱中症で死ぬかも・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・川はきれいだなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
などとぼーっとすること10分間。
仕方なしなしに、自宅の奥様へHELPコール。
結局は車で搬送する羽目に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

みると、あちこちに花火の燃えカスや、食べ物のごみがまき散らかしてあります。
こういったバカタレはどこの地域にもいるわけで、まんまとこいつらのトラップに引っかかってしまった感じ。

・・・・・・しかし、これまでパンク経験は2回ありますが、すべて舗装路でのパンク。
悪路には強いブロックタイヤも、舗装路のごみには歯が立たないのか?
未舗装路で結構なガレ場を何回か走ってきましたが、全くびくともしなかったのに。
・・・そうのこうの考えているうちに、マイワイフが呆れ顔で見参。


バラバラになったマシンは、自宅へと搬送されました。
さぁ、タイヤをばらしてみようか・・・・・・。
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ぶらりと五安のため池

久しぶりの自転車でのオフ日和。
とはいっても、相変わらず街中をウロウロするだけで、なんとはない鬱憤がたまっていたので、ぶらりぶらりと里山をさがして走ってみました。
ここいらは、海辺に近いので、里山といってもそうそう数多くあるわけではありません。
右往左往しながらの走行。
常磐の街中をポタポタし・・・・。

だれもいない石炭化石館に立ち寄り。

ここには、かつて現役だったD51が鎮座しています。
かつては、平の松ヶ丘公園駐車場にあった記憶がありますが、保存状態は良好です。
石炭を搬送したシンボルとして置かれているようです。

建屋の背後には、地下炭鉱へ降りる機械式エレベーターが残っています。
この先をしばし、小名浜方面へ走り、途中左手に現れる丘陵地を目指しました。

ナビゲーションも何も持っていないので、どこへつながるのかわからない山への入り口。
鬱蒼とした雰囲気で、車が走るような様子はなさそうです。
結構な坂道でしたが、直進してみることに。

街中にしては、そこそこの高さがあります。
あたりは「不法投げ捨て監視中!」の看板だらけ。

砂利状の林道が数キロメートルにわたって続きました。
猛暑の中、山の中はひんやりとして気持ち良し。
走りやすい道でした。

山道は長く続かず、下りに入ると舗装路に。
下りた先には、ため池がありました。

ここは、「五安のため池」という、県の管理地のようです。
ため池の周囲は、約1.5㎞の遊歩道になっており、ウッドチップが敷き詰められていました。


遊歩道は、雑草が生い茂っていて、今の時期はかなり歩きずらそうです。
併せて、ブーン・ブーンと警告音を出す大型の蜂が飛び回っていて、かなり危険ですね。

ため池の下流には、休憩所が整備されていました。
この辺りは、騒音ひとつなくのんびりできて、いい感じ。


休日あたりは、植物観賞を趣味にしている人々が多く訪れそうな感じ。
園内は、多くの植物が人工的に植林されていました。


・・・・・・ここから先の道は、舗装路が国道6号線まで続きます。
どうも、山道は少ないですね。

あたりの田の稲は、すっかり小麦色に。
・・・・・・大丈夫なんでしょうか?・・・・・・・

途中で水分が切れてしまい、コンビニへ直行。
なぜか、冷蔵コーナーにあったこいつに目が行き、ゲット。

・・・・・・もちろん、帰ってからいただきました。(飲酒運転は自転車も違法です。)
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